水の宮殿は、ずばり王様のハーレムであった。同時に、オランダ植民地政府との間で万一の事態がおこったとき、城塞として利用することも考えて設計されたとも言われている。 スムール・グムリンは 2 階建てで、 1 階の部分が地下になっている。
王様の礼拝場所や巨大井戸跡など今は廃墟ともいえる状態だが、
その静謐な空気に昔の名残が感じられる。カンカン照りの日中でも
この地下道はす〜っと涼しく、豊かな水で満たされ、着飾った綺麗な
お姉さんでいっぱいだった、その昔が偲ばれる。
王宮より百倍面白い。ジャスは小学生の頃から鳥市場が一番のお気に入りスポットだったんだそうで、家の屋根にのぼっては鳩を捕まえ、市場で売りさばいてこずかいにしていたんだそうな。その頃はスムール・グムリンの地下道がモット長かったと主張している。崩れる危険があるという理由で先を埋めてしまった地下道跡が一本あるが、どうもそこをずーっと歩いていた記憶があるとのたまっている。まあ、伝説とこどもの頃の記憶がごっちゃになってるだけかもしれないけれど、鳥市場で蛇を売ってるジャスの友人というオッサンも同じようなことを言っていたから、なまじインチキ情報ではないかもしれない。
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